医療
MEDICINE
ABOUT
「幹細胞培養上清液」治療とは
幹細胞培養上清液を点滴により体内に投与する事で、上清液に含まれる成長因子などの成分が血管や痛んだ箇所に働きかけ、身体の中に潜在する幹細胞を活性化させる治療法です。幹細胞培養上清液投与の前後には、2回の採血検査を行い、その数値を独自の血液解析プログラムで分析することで、患者様の身体の反応を確認。患者様一人ひとりの状態に合わせた治療を可能にします。
幹細胞培養上清液による糖尿病治療データ
幹細胞培養で得られた上清液により、糖尿病治療を行いました。下記は治療に関するデータです。
血糖値変化


(グラフは横にスクロールしてご覧ください。)
図は、糖尿病患者(上図)と健常者(下図)の脂肪幹細胞培養上清投与による血糖値の変化(点滴前後)を示しています。上図、下図ともに上清点滴により、血糖値の減少が認められます。グラフ最右側に、各者の血糖値の平均値を示しています。糖尿病患者の点滴前の平均血糖値は、健常者より70mg/dL前後増加しています。上清点滴による血糖値変化では、両者ともに点滴前後で30mg/dL程度の減少となり、上清が糖尿病患者と健常者へ類似の作用をしています。
インスリン値変化


(グラフは横にスクロールしてご覧ください。)
次に、脂肪幹細胞培養上清によって血糖値が変化する背景にある状態を把握するため、インスリン値を測定しました。上図、下図ともに上清点滴により、インスリン値の増加が認められます。グラフ最右側に各者のインスリン値の平均値を示しています。糖尿病患者の点滴前の平均インスリン値は、健常者より18μU/mL程度増加しています。上清点滴によるインスリン値変化は、糖尿病患者で25μU/mL減少しています。
以上の結果から、脂肪幹細胞培養上清により糖代謝が改善する可能性があります。
検査実施方法/脂肪幹細胞培養上清を含む点滴を実施する直前と点滴終了時の2回の採血を行っています。
血液測定は医療専門の検査会社((株)BML)に実施依頼をしています。
対象:被験者の年齢:40歳代〜60歳代(男女比は、男4:女1)
治療:培養上清液30mLの点滴を1ヶ月毎に実施
このような方の治療に使用されています
- 疼痛緩和
- しびれ
- 冷え性
- 糖尿病
治療の流れ
-
01 問診
問診により患者様の容態の確認を行い、
培養上清液治療に対する同意書を
いただきます。 -
02 採血(点滴前)
血圧、体温、脈拍、SPO2を測定。
点滴により低血糖症状が生じることが
あるため、最終飲食、血糖降下薬の
有無を確認後、採血を行います。 -
03 培養上清液点滴
静脈点滴により、オリジナル開発した
幹細胞培養上清液を投与します。
-
04 採血(点滴後)
点滴直後に2回目の採血を行います。
採血30分後には血糖測定を行い、
低血糖症状が認められる場合には
ブドウ糖液の経口摂取などで
対応します。 -
05 血液解析
プログラム入力患者様の状態、血液検査10項目を、
オリジナル開発の解析プログラムに
入力します。 -
06 効果測定
患者様の幹細胞培養上清液による生体反応
を測定し、評価内容を患者様に通知。
次回以降の治療について説明を行い
ます。
費用
1 回 ¥
450,000
3 回 ¥
1,215,000
6 回 ¥
2,250,000
当治療は、自由診療となります。
一般的な治療頻度・費用 糖尿病の場合:半月~1ヵ月に1回、1~6回以上 1回あたり:¥450,000
疼痛緩和の場合:初回激痛時は半月に1回、その後痛みに合わせて月に1回~ 1回あたり:¥450,000
本治療を受けることによるリスクとして、幹細胞培養上清液の投与に伴い、一時的にアレルギー等の副作用が発生する場合があります。
診療必要事項
予約時のご案内
ご予約前日に、看護師から相談時に頂いた連絡先に体調確認のお電話をさせていただきます。 |
お食事や水分に関する摂取や中止の制限はございません。 |
ご自身が普段処方されているお薬は内服してください。インスリンは通常通り投与してください。 |
現在妊娠やがん治療中の方、甲状腺の疾患をお持ちの方、自己免疫疾患(膠原病など)をお持ちの方はお受けいただけません。 |
来院されてから帰院まで、初回:約2時間〜2時間半、2回目以降:約1時間半~2時間となります。 |
点滴後、激しいスポーツや大量の飲酒はお控えください。 |
保険証(もしくは運転免許証、パスポートなどの身分証明書) |
情報提供書もしくは診療状況のわかるもの |
お薬手帳もしくは内服されているお薬 |